私たちは、毎日同じ魚や海老を必ずご用意することはできないと宣言しています。

毎朝、その日の食材の「顔」を眺めて、お客様の暮し、体調、嗜好などを思いながら、お一人お一人のお料理をイメージしていくので、事前にお料理のメニューをお知らせすることもできません。

新潟の地魚や野菜をそろえることは、とても手間のかかることです。
明日の朝、いい魚が手に入るかどうかは、天気と漁師の腕次第です。
新潟の漁船は小さいものが多く、小回りが利く半面、荒天時は出航することができなくなります。

そして、無事に漁から戻った漁船を覗くと、水揚げされる地魚達は、実に少量多品種です。

お店には並ばないような珍しい魚がたくさん手に入りますが、その種類も毎日変わるので、たくさんの同じ魚を毎日必ず揃えることは到底できません。

馴染みの漁船の漁師さんが苦労して集めた魚を、魚市場のいつもの魚卸人や目利きの仲買人さんのお蔭で、角屋旅館のお客様にぴったりの魚貝を手に入れることができるのです。

電話1本で一週間分の魚が簡単に届くのではありません。
毎日、毎日、多くの関係者の方々は苦労と心配の連続ですが、そのお陰様で、キラキラと光り輝く、新鮮でおいしい魚たちをお楽しみいただくことができるようになります。

私たちは、「高級」な食材をそろえることはできませんが、お客様の健康に配慮した「高品質」な食材を選んでいます。

 

 

 





  

 

 

 

 

お料理のおいしさは食材の品質の良さだと考えています。 角屋旅館では、伊勢海老もロブスターも松茸も鮑もありません。 あるのは、量が少なくて全国的には知られていないけれど、地元の食通たちは知っているような新鮮で珍しい天然食材ばかりです。
遠くから冷凍で届くものは極力控えて、新潟の素材を大切にしています。
いつ何が入手できるかも、お天気次第、風まかせですが、何度もご宿泊いただいているお客様には、それが好評で、いつも旬のお料理を楽しめると喜ばれています。

 

 

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