2014年10
月13日号


アミタケ

里山の秋はちょっと忙しい

畑の野菜と野山の恵みをいただきます

 

佐渡沖のかに漁も解禁となり、地引網漁船も解禁となり、日本海新潟の海の幸も豊かになってきました。
そして、10月は角屋農園の秋野菜も収穫が始まり、山の天然モノの味覚も豊富な季節です。

毎日、毎日、色々な秋の味覚で角屋旅館の台所は賑やかになっています。

里山の天然の味覚は、昔はみんなが食べていたものばかりですが、いつの間にか、この地域の人たちも、野山の幸を採りに行くことが無くなりました。
キノコだって木の実だって、角屋農園の野菜も無農薬ですが、ついている葉っぱや土、アリや青虫などを一つ一つ取り除いたり、カタチを整えたりする手間をかけて初めて食べられるようになります。
野山に取りに行った時間と同じくらい、食べるための準備に時間が掛かるものです。

本当は、買った方がずっとラクですね。

それでも私たちは、これだけ手間のかかる野山の幸を喜んで使うようにしているのは、都会では食べる事ができないくらい貴重な天然の食べ物が、一番カラダにいいと信じているからです。

地もぐり豆
地もぐり豆

地もぐり豆 (じもぐりまめ)

地面の中に潜っている豆の意味の名前で呼ばれています。 

一般的には、落花生ですが、この地域では「じもぐりまめ」 もっと、ネイティブスピーカーは・・・

  ず も ぐ り ま め

と呼びます。
「落花生」よりもそれらしい名前だと思いませんか。

 

そして、これを茹でて食べるのです。
枝豆と同じ感覚なんですね。

 

 

 

 

あけび

とっても甘くてクリーミーなアケビ
だけど、ほとんどが種なんです

きっと昔はこんなに甘くておいしい食べ物は無かったのでしょう。
いま食べてみても、後味まで爽やかで、いい香りがして美味しいと思います。
でも、残念なことに、ご覧の通り90%くらいが種なんですね。
この天然の甘さと同じくらい爽やかなデザートができたら、きっと人気になりますね。
それほど、幸せな甘さです。

種は食べられませんので、飲み込まないでくださいね。 念のため。  

 

 

山葡萄

五頭山麓の山葡萄

せっかく見つけた貴重な山葡萄なので、果実酒にしました。
けれど、でき上がっても山葡萄酒はお客様にはご提供できません。
旅館内でお客様に提供できる果実酒は、酒税法で決まっており、米、麦、ブドウ(ヤマブドウを含む)は使用できないことになっています。
ですから、山葡萄酒はあくまでも自家用に限定されるのです。

日本甘ざくろ

角屋旅館にもザクロの木はあるのですが、フツウにスッパイざくろです。この「日本甘ざくろ」は全くスッパくなくて、まろやかな甘みがとてもおいしいざくろです。

これを、果実酒にしてみます。

きれいな赤い色の甘い果実酒ができるといいですね。

旅先で見上げる皆既月食は 一生の思い出になりました

ふたりで夜空を見上げるたびに、「新潟の角屋旅館に行って皆既月食見たよね!」と思い出してくれるのでしょうか。

旅行先で見る皆既月食は、きっといい思い出になりますね。
角屋旅館にご宿泊のお客様は、ほとんどの方がうららの森へ「お月見」にお出かけになられました。

五頭山から昇る満月

皆既月食の翌日に、今度は、五頭山から昇る満月を探しに出かけました。
少し離れた丘の上まで車で出かけると、計算通りに五頭山の二の峰から顔を出したフルムーン。

本当に真ん丸なお月様が、ギザギザ頭の五頭山頂から昇ります。

 

 

 

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  今年も角屋農園の新米ごはんはとても好評です。 そして、畑の秋野菜も収穫が始まりました。 調理長は時間を作っては、山に入り自らの手でキノコや木の実を採ってきます。 そして、うららの森のファーマーズマーケットでは、たくさんの農家の皆さんと話をしながら、五頭山麓の里山の幸を集めてもらう事ができます。地産地消を推進するために、この農家の皆さんのチカラは欠かせません。 
 

 

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