のんびり温泉通信 2015/01/13　雪国新潟の伝統行事賽ノ神祭り

2015年1月13日号

　【撮影場所】　村杉温泉須賀神社境内　　2015/01/11　14:20

今年も見事な緑色に仕上がった特別な賽ノ神

さいの神といえば、中心に竹を立てて、その周りに去年の島縄飾りや、御守り、熊手などを入れて、周囲を稲わらで覆っていくのが一般的な形です。

村杉温泉は「村杉」という地名の通り、いい杉の木が古くからよく育つ土地柄でした。

その伝統から、村杉温泉では杉の葉ですべてを覆うのが習わしです。

さいの神の煙が天高く真っ直ぐに昇った年は、いい年になると言います。
今年は、風もなく真っ直ぐに登って行きましたので、とてもいい年になります。


	最近、火が燃えるのを見たことがありますか。　いろいろ厳しくなってきて屋外で火を燃やすこともできなくなってきましたので、私たちも、こうして目の前で燃える火を見るのは、年に一度、賽ノ神の時だけになりました。　この日のために、夏のうちに青い藁を刈り、雪が降る前に杉の枝を落としておきます。伝統行事は田舎に住む私たちの小さな楽しみです。

■このHTMLメールはインターネットに接続した状態でご覧ください。
■購読をご希望された方にのみお送りしています。
■購読の登録・解除・変更は、こちらから。
■ご意見・ご要望は、こちらから。
■「のんびり温泉通信」を、お友達へぜひ転送・ご紹介ください！