のんびり温泉通信 2010/12/28号新潟の冬の味覚

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◆ 海が荒れてくると佐渡・両津港の定置網に寒ブリが入ります

11月に入ると、低気圧の訪れとともに「雪起こし」と呼ばれている雷がなる日が多くなります。その頃に北海道から南下を始めた寒ブリが両津湾内の定置網に入るようになります。
佐渡では、ブリ漁の始まりを告げる雷のことを　「ブリ起こし」　と呼んでいます。

ブリ起こしが鳴り、沖合いの海が荒れると、寒ブリたちは佐渡島周辺の新潟本土寄りの海域を通過するために、両津港などの定置網に入るので、海が穏やかな暖冬になると、沖合いを南下して行くために、佐渡沿岸の定置網には入らず、寒ブリを仕入れることができなくなるのです。

新潟の冬の味覚

魚へんに　雪　と書いて　　　鱈　　たら

真鱈の産卵期は冬から早春なので、白子や真子が詰まった冬の時期が一番おいしい時期です。
真鱈の身は、やわらかくて脂が少ないので、刺身ではなく鍋料理に良く合いアツアツを食べたいものです。

ズワイガニ

ズワイガニの産地は、日本海沿岸の石川・富山・新潟(佐渡沿岸)・山形・秋田など、季節や天候、市場価格に合わせて、それぞれの地域から新潟鮮魚市場に集まる「生きたカニ」を使用しています。

タラバガニ

「タラバガニ」は、北海道沖ののオホーツク海で獲れたカニを、生のまま船上冷凍したものを使用しています。

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