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五頭山の麓 里山の総天然食


じゅんさいを食べられる温泉宿旅館

 

 

じゅんさい池公園で一つ一つを手で収穫する、
とても貴重な伝統の食資源、じゅんさい。

これほど貴重な食材をお客様にご提供できるのは、日頃から地域の人々と親しく交流させていただいているおかげです。

「 おう〜、もすぐだから、採ったら届けてやるよ〜 待ってなよ〜 」

「 ありがとう 今年も、たのしみにしてるからね〜 うれしいねぇ〜 」 

こんなやり取りが、この土地の人々の優しい心のつながりです。

 

地産地消とは、
その地域の人々の心がたっぷり詰まった贈りものを
感謝して味わうこと

「地産地消」 文字で書くと、すでに古めかしくて聞き飽きた言葉にも感じますが、その奥はとても深いものだと思います。

作る人、収穫する人、運ぶ人、売る人・・・ そのどれか一つが欠けても、地域の食材をお客様にご提供することができなくなります。

この里山の貴重な食材は、たくさん流通しているわけではなく、昔ながらの方法で地域の方々が育てているものばかりです。 お金を出せば簡単に手に入るものでもなく、とても多くの手間と時間が掛かっている食材ばかりです。

 

 

 

新潟県阿賀野市 じゅんさい池公園

 

 

初夏の風物詩
じゅんさい採り

 

新潟県阿賀野市村岡のじゅんさい池では、毎年6月に地元の女性たちによるじゅんさい採りが行われます。

丸太を組んだ筏(いかだ)は男たちが作ったもの。 その筏の上でカラダをかがめながら、新芽を一つ一つ手作業で摘み取るのが女たちの仕事。

ジュンサイはスイレン科の植物で、その新芽は透明なゼラチン質に覆われていて、軽く湯通しして出汁醤油でいただきます。

ツルツル、コリコリとした食感と、独特ののど越しがたまりません。

残念ながら古くから、この地区の方々の自家用として食され続けているため、一般の方は購入することはできません。

角屋旅館では日頃のお付き合いの中で、特別に少量を分けていただいています。

 

平成24年6月10日

 

 

じゅんさい池の真ん中で若芽をひとつひとつ摘む

 

ひとつの芽には、食べ頃の新芽が一つ

 

じゅんさいの新芽はこれほど少ない

 

 

小学校で建てた「キケン看板」

危険な底なし沼の雰囲気も感じられるかもしれませんが、実はこのじゅんさい池は、子供でも足が届く程の深さしかありません。

水深 約60センチくらいでしょうか。

この日遊びに来ていた地元の子供は、「友達が落ちたことあるよ、落ちたって大丈夫だよ。胸までだから。」 と、楽しそうに話してくれました。

 

 

 

じゅんさい池公園 キケン看板

 

 

アヤメとジュンサイ池公園

 

 

じゅんさい池公園のあやめ

 

 

じゅんさい池公園

 

 

 

じゅんさい池公園

冷たい清らかな水だけが流れ込むじゅんさい池。これより上流には人家がなく、生活排水などは全く入らない場所でなければならない。

冷たい水が上流から流れ込み、広くて日当たりのよい池に広がりながら適度に温められて、じゅんさいにとって偶然にも最適な環境が整ってきたらしい。

水の汚れにとても弱い植物が育つ環境を、私たちは誇りに思い、大切にしたいと強く思います。

新潟県阿賀野市のじゅんさい池公園

 



竹竿を水中に刺して、筏を固定しながらじゅんさいを採る

丸太で組んだ筏 (いかだ)
と長い竹ざお

なんと昔のままなのだろうか

 

村の伝統行事「村岡のじゅんさい採り」は、観光のためではありません。阿賀野市村岡に伝わる地域の人だけのための季節の行事です。

それぞれの家庭から、1人ずつ出てチカラを合わせてじゅんさい採りをします。

池の上半分は山からの清水が冷たすぎてあまり育たないため、手前半分くらいまでを採るのに、一週間ほど女性たちが作業をします。

 

平成24年6月10日

 


じゅんさい池公園で一つ一つ集めていく

 

 

昔ながらの天然食を味わうことができるのは、

昔ながらの手法で、それを伝える人がいるから。

ただそれだけが、大切なことと再確認しました。

今日は、いい日でした。

 

 

新潟県阿賀野市のじゅんさい

 

 

 

生じゅんさいの食べ方のレシピはとても簡単

【1】 洗う
まずは水ですすぎますが、ツルツルプルプルのぬめりを落とさないように気を付けながら、流水で2〜3回洗います。

【2】 湯通し
ザルで水気をきったら、たっぷりのお湯で湯通しします。 鮮やかな緑色に変わったらすぐに火を止め、冷水で熱を冷まします。

【3】 食べ方・味付けレシピ
角屋旅館では酢の物としてご賞味頂いています。
・出汁 7 (鰹と昆布をひいたもの)
・醤油 1
・みりん 1
・酢 少々
刻み生姜、ゆで海老、豆などを加えます。

酢の物ではなく、めんつゆでも美味しく食べることができます。


村杉温泉にも蛍が舞い始めました。

水のきれいな湯の里で ホタル鑑賞

毎年 6月中旬から7月上旬に、村杉温泉の入り口にある 五頭山麓うららの森 ホタルの里公園や、周囲の水田では、夜8時頃にホタルを見ることができます。

今はまだ舞い始めたばかりなので、うららの森のホタル公園ではあまり見ることができませんが、間もなくたくさん増えるはずです。 それまでは、角屋旅館の水田の周りや、その近くの河川でのホタル観賞をご案内しています。

詳しくはホタルのページをご覧ください >>

ホタルが飛ぶ期間記録

 

 

新潟の花ごよみ

4月上旬  花見露天風呂 村杉温泉 
4月下旬  チューリップ畑 五泉市一本杉
4月下旬  菜の花 新潟市 水の公園福島潟 
5月中旬  ぼたん園 五泉市 
5月中旬  藤の花 新潟市北方文化博物館 
6月上旬  バラ園 聖籠町 二宮家
6月中旬  あやめ園 阿賀野市 瓢湖
6月中旬  あやめ園 新発田市 五十公野公園
8月上旬  蓮の花 阿賀野市  瓢湖
8月中旬  コシヒカリの花 阿賀野市 村杉温泉 自家栽培田
11月上旬 弥彦菊まつり 弥彦村 弥彦神社

 

角屋旅館 四季のカレンダー 海水浴場 弥彦神社の菊祭り 抹茶かき氷 自家栽培コシヒカリ ぶどう狩り 紅葉 囲炉裏 瓢湖の蓮の花 瓢湖の白鳥 五頭いこいの森で川遊び 秋の味覚 蛍 森林ウォーキング ひまわり コシヒカリの花 雪見温泉 びゅー福島潟 菜の花 水芭蕉公園 村杉露天風呂の花見温泉 牡丹百種展示園 イチゴ狩り 囲炉裏 チューリップ 瓢湖あやめ園 新潟の地魚ごよみ 五十公野公園 あやめ園 蛍 たけのこ 山菜料理 雪見温泉 藤 豪農の館伊藤邸 瓢湖の白鳥 サクランボ狩り

 

 

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