まるで墨絵のような世界
先日、阿賀野川舟下りの雪見舟に乗船したご夫婦が、宿に着くなり「墨絵のようでとってもキレイだった!」と感激して報告してくださいましたので、
まだ、冬の阿賀野川ライン舟下りの素晴らしさをご存じない方にも是非ご紹介したく思い、このページの作成のために、2月11日と13日に撮影に伺いました。
1回目は、晴れの日が3日間続いた後の青空のきれいな日でした。2回目はこの冬一番の寒気が広がり、吹雪の一日で気温は氷点下でしたが、一瞬の晴れ間が見えたときでした。
真冬でも晴れの日は青空が広がり白と青のコントラストがとても美しいのですが、阿賀野川ライン舟下りの雪見舟の醍醐味は、一晩中降り続いた雪がやんだ直後の午前中に見ることができる「墨絵の世界」です。 船頭さんから聞いた話では、冬の阿賀野川は、天候が急に良くなったり、荒れたりなかなか予想ができないそうで、冬の重い風に吹かれて、船が旋回しにくくなることもあるそうです。
通常は一時間おきに出港する雪見舟ですが、安全を第一に考え、強風が吹けば運休となります。天候の変化に合わせて運行していますので、阿賀野川の「墨絵の世界」を船上から楽しむことができれば、それは貴重な忘れられない体験になるでしょう。
それでは、いつ乗ればいいのでしょうか?
真冬の雪見舟は、その日の天候によって急に運行することもしばしば。予約していても必ず乗船できるとは限りません。
そこでおすすめの乗船方法を伝授いたしましょう。
阿賀野川ライン舟下りの乗船場までは、村杉温泉からわずか20分。磐越道 安田I.C.からはわずか10分。 マイカーなら角屋旅館への行き帰りに1時間ほど時間があれば、とにかく、少しだけ回り道をして乗船場の「阿賀の里・じぱんぐ」へ行ってみます。 幸運にも雪見舟が運行中なら、次に出航する船を即予約します。 雪見舟は1時間間隔で出航しますので、それほど待ち時間がないはずです。 待ち時間の間に、大きなみやげ物店内で船内で楽しむ飲物・お菓子を買いましょう。
■阿賀野川ライン舟下り 公式ページ >>
TEL 0254-99‐2121 阿賀の里・じぱんぐ
(表記の時刻・乗船料などは、2008年2月13日現在のものです)