市島邸の梅林 Plum Blossom Photo Gallery * * * |
特別な人だけが通ることを許された表門。今でも一般の人はくぐることができません。
入館受付は、この門の左の通用口です。 |
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市島家の4代目徳次郎は、薬や海産物、金物を商い、その収益を主として土地に投資していた。寛政2年(1720)には、「水原13人衆」といわれた資産家と共に、ここ、福島潟の干拓に着手し、大豪農となった。 |
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市島邸 入母屋造りの気品ある玄関
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米蔵の中は、市島家の歴史を伝える資料館になっている |
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市島家歴代当主や、ゆかりの会津八一、吉田東伍に関する資料が展示されている米蔵 |
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ピカピカに磨き上げられたガラスのなかには、数々の歴史資料が展示されている |
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市島家のお雛様
明治末期の雛人形、先代当主市島徳厚氏の奥方の嫁入り道具として持参のもの |
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市島謙吉(1860-1944)
大隈重信内閣の後援会長や、早稲田大学の前進、東京専門学校の設立以来経営にかかわり貢献した |
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梅林の中は、そろそろ花が散り始めて、緑と白のコントラストが魅力的でした。 |
説教所
市島家歴代当主が、毎月17日に僧侶を招き村中の人を集めて説教を行った建物 |
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説教所の座敷
裸足で歩いた方が気持ち良さそうなくらい畳がきれいに拭かれています。
市島邸を日常管理している方々の愛情を感じました。 |
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「説教所」 という場所にしばし佇み庭園を愉しむひと時 |
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南山亭 Nanzantei
家族の生活の場として使われていた南山亭の居間は合わせて93畳もある。
広いながらも、伝統的な越後の邸宅の美を感じることができる。
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大正ガラス Taisho Glass
昔の暮らしには欠かせなかった、波打っているガラス。
大正ガラスとも呼ばれ、今では貴重品。
屋外の景色までが、大正時代にタイムスリップしたみたい。
この窓ガラスも磨き上げられていて、気持ちがいいです。
それにしても、大正ガラスのデコボコ感を撮影するのは難しいです。わかりますでしょうか。 |
渡り廊下 Connecting corridor
本座敷と母屋をつなぐ渡り廊下。中庭を眺めながら水月庵へと続く。
突き当りの窓から入る光が廊下に反射するほど磨き上げられている。 |
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心を落ち着かせてくれる渡り廊下の障子越しの柔らかい光 |
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水月庵 Suigetsuan
池にせり出した数寄屋造りの部屋。
その名の通り、大切なお客様と池に映る満月を眺めながら、ゆっくり過ごしたのでしょう。 |
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水月庵からの眺め
紫野大徳寺大綱和尚の水月の詩に因み名付けられた茶室からの眺め |
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書斎 Study Room
洋風な家具が並ぶこの部屋には、細工が細かく丁寧なヤマハのオルガン、テーブル式の囲炉裏、革張りチェア、ライティングデスクなど。 |
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ライティングデスク
一度はこんな重厚なデスクで、しずかに手紙でも書いてみたいものです。 |
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大きな金庫のある部屋
帳場と呼べばいいのでしょうか、とても大きな古い金庫があります。
近寄ってよく見てみると・・・・
金庫のダイヤルが、 「イロハニホヘト・・」
昔の金庫は、1234ではなくイロハだったとは知りませんでした。 |
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とても気持ち良く、楽しく見学させていただきました。
次回は、苔生す頃や、紅葉の頃にまた、お伺いしたいですね。
それでは、お邪魔いたしました・・・
市島邸外観 Appearance of the house of Ichijima
黒壁に囲まれた市島邸を後にして、次は、新発田市街を訪ねる |
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