新潟県内の全酒蔵102蔵を一升瓶で飲みました
今から10年前、当時新潟県内には102の酒蔵がありました。 それぞれの蔵元では、様々な製法で新潟らしい日本酒を製造していました。
有名な大手蔵元全盛の時代に、まだ、あまり有名ではないけれど、隠れた銘酒があるはずだ考えていました。
そんな銘酒を探すにはどうすればいいか?
一番確かな方法は、全蔵元の酒を、宿主自らが舌で確かめることです。
酒蔵のチカラを確かめるために、本醸造の一升瓶を県内全域から順番に取り寄せ、2年半かけて102升の地酒を飲み干しました。
隠れたところに、旨い酒をたくさん発見しました
低温で醸す山間部には、山の酒の味わい、海岸沿いの地域には、ほのかな海の香りがします。
佐渡には島酒の個性がありました。
縦に広がる新潟県には、その地域ごとに、気候や暮らし、住む人の個性があり、地酒の味も異なるものです。
お酒の味は、毎年変わる
毎年変化する気候、それに伴い味が変わる酒米、様々なチャレンジをする蔵人たち。
同じブランドの地酒が毎年同じと考えていませんか。
自然とともに続く酒造りは、様々な環境の変化に影響されて、お酒の味は毎年変わります。
それは、いいワインになればなるほど、ヴィンテージの味の違いを楽しむことができるのと同じですね。
新しい年のお酒はすべてチェックします
この宿でお客様にご提供するお酒は、全種類、季節ごとにその味をチェックして、この季節におすすめできるブランドだけをご用意します。
どうぞ、にいがた地酒のおいしい宿で、旬のお料理と一緒にお楽しみください。
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