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平成30年11月 快晴の朝
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平成26年11月 首のない白鳥
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平成24年12月 赤い白鳥
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平成24年11月 朝の躍動
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No.26
今年の初飛来 大空から次々と舞いおりてくる 冬の妖精
いつもの瓢湖に、いつもの時期に、白鳥たちが帰ってきました。
これから6ヶ月 白鳥と暮らす 私たち
当地の小学生に、「鳥の名前を一つ言ってみて?」 と尋ねると、90%の子供は 「白鳥」 と答えます。 毎年10月から3月までの6ヶ月、半年間は稲刈り後の水田を歩く白鳥の姿を見て生活します。
白鳥たちが夜を過ごすのは、獣に襲われることのない安心な瓢湖です。 そして、餌を探すのは稲刈りが終わった後の田んぼの中です。 きっと、白鳥たちは稲刈り前にはこの地には来ないようにしているはずです。 日本一の米の産地、新潟県のこの地域の稲がある季節には水田を歩くことができず、もし水田を荒らしてしまえば、長年の信頼関係が崩れてしまうということを理解しているのでしょう。
白鳥と人の共存できるのは、それぞれに互いを思いやる心があるからだと思います。
新潟県阿賀野市 白鳥の湖 瓢湖
毎年10月にシベリアから5000羽以上の白鳥が飛来します。 今年の初飛来も、昨年とほぼ同時期でした。
初飛来は、10月4日。翌朝の飛来数は74羽でした。
飛来の時期が昨年とほぼ同じということは、昨年並みの冬になるということです。
今年の冬 白鳥天気予報
初雪が12月中旬 1月下旬には比較的多くの雪が降り、2月中旬には雪が終わるということになりそうです。
風のない日は 20メートルくらい走らないと 飛べません。
大型の鳥はすぐには飛び立つことができません。 風上に向かって20メートルほど走り、やっと身体が浮くと、また20メートルほど低空飛行してから、上空へ羽ばたいていきます。
とにかく、カラダが重そうです。
夏の名残のハスの実
夏に湖面全体を覆っていたハスの花が徐々に枯れて、水中に沈んでゆきます。
10月のこの頃は、まだ、半分ほどのハスが残っているので、残りの湖面に白鳥が羽を休めています。
ハスがすべて沈むまでは、人口密度の高い瓢湖です。
白鳥飛来時期の日の出・日の入り時刻
新潟地方気象台 観測課 025-244-1702
ぜひ、日の出の頃から瓢湖に行って、2時間くらい見ていてください。8時頃までに次々と朝日に向かって飛び立っていくことが多いです。(相手は生き物なので、天気・雪の降り具合などに影響されて、飛び立つ時間も変化します。) 白鳥の飛来時期は、10月中旬から3月初旬の6ヶ月間、瓢湖で白鳥を見ることができます。 なお、白鳥の飛来数計測は、毎週金曜日早朝に実施しています。
【白鳥のリアルタイム画像】
新潟県 五頭温泉郷 村杉温泉 ふるさとがしのばれる宿 角屋旅館 〒959-1928 新潟県阿賀野市村杉4631-1
ラジウム温泉で健康に。 4つの無料貸切風呂 露天風呂付き客室 食事内容も自由に選べます。チェックイン:15:00チェックアウト:10:00
[受付時間] 8:00〜20:00
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